交付を受けてから出産までの間に引越しをした場合は、転入先の自治体の窓口に母子手帳と妊婦一般健康診査受診票等を持って行きましょう。自治体が変わると受診票等が使えなくなる為、未使用の分の受診票等を交換してもらえます。
ただし、母子手帳自体はそのまま使用する事になるので、転入先の方がデザインが気に入ってるならば、転入先で交付してもらいましょう。
もうもらっちゃったって後悔してる方は、あまりオススメはしませんが紛失として再発行してもらう方法もあります。
最も重要で多くの方が見落としていて、失敗しているポイントは『 里帰り先での病院の確保が出来ていない 』です。出産直前になって病院が見つからなくて大変苦労する人はものすごく多く、笑い事ではすみません。
都市部から里帰りする方は、地方の環境と都市部の環境に差があるのを忘れていて、事前に何も調べずに行動してしまうのが失敗の原因です。
近くに病院がなくて、車で隣町まで何十キロも離れたところまで行かなければいけなかった、こんなパターンは本当によくあるんです。事前のリサーチは必須で、忘れると痛い目をみますよ。
住民票があるところでしか交付してもらえないので、里帰り出産の場合も住民票のある場所でもらう事になります。この場合自治体が変わるのであれば受診票等が使えなくなり、全額自己負担になってしまいます。
里帰り出産は転入する訳ではないので、受診票の交換が出来ません。そこで里帰り出産する方の為に、受診費用の助成制度を設けてる自治体もあります。
助成が受けられるかどうかは大きな差になるので、必ず住んでいる自治体に確認しましょう。